ブータン仏教
現在未来応援するプロジェクト

ブータン僧院暮らす
子どもたち成長

ブータンでは文化的な理由・経済的理由から、早ければ3歳の子どもが僧院に入り、僧侶になるための修行を行うため一般の学校には通っていません。
当プロジェクトは、このような子どもたちの今と未来、健やかな成長と学習のサポートをします。

お知らせ

- News -

ブータン僧院にいる
子どもついて

- Children in Bhutanese monasteries -

ブータンの僧院にいる子どもについて

ブータン仏教社会

ブータンは大乗仏教を国の中心とし仏教を大切にしている国家です。

その仏教的価値観は国家運営や政策の根幹につながっていて、法の根幹にも仏教哲理が結びついています。

輪廻転生やカルマ(業)といった教えは、ブータンの人々の死生観や道徳観の柱になっています。
善行を積み、悪業を避けることを当たり前にして、他者への思いやりや助け合いが地域を作り自分たちの幸せに繋がっています。

ブータン仏教文化

文化遺産や年中行事、伝統工芸などにもブータン仏教は深く結びついております。

  • 仏塔(チョルテン)
    仏塔(チョルテン)

    ゾンカ語でチョルテンと呼ばれる大小さまざまな仏塔は、ブータンの文化と信仰の中心的な象徴です。
    国の至る所に建立されており、人々の日常生活に深く根ざしています。

  • マニ車
    マニ車

    ブータン人の生活に欠かせない、非常に重要な仏具です。
    ブータンの街中や寺院・自然の中に溶け込んでいる存在であり、中には風力や水力で回っているものもあり人々が功徳を積む助けになっています。

  • ルンタ・ダルシン
    ルンタ・ダルシン

    ブータン全域で見られる重要な信仰のシンボルである教文旗のことです。
    ブータンの山、峠、橋、寺院など、風通しの良い場所のどこでも見ることができます。

  • ツェチュ祭
    ツェチュ祭

    ブータン仏教の信仰と文化が凝縮された、国内で最も重要で盛大な宗教行事であり仏教に帰依した地の神様も登場します。
    そこで行われる伝統舞踊は、重要な文化遺産であるとともに、観光資源にもなっています。

僧侶生活

彼らの生活は、仏教の教えを学び、実践し、そして国民に広めることに捧げられています。

  • 読経と儀式(法要)
    読経と儀式(法要)

    僧院での生活の中心は、朝夕の読経と儀式です。仏教の教えや経典の暗唱、瞑想、そして寺院で行われる様々な法要の準備と実践に多くの時間が費やされます。

  • 教育と学習
    教育と学習

    若い修行僧(タパ)は、仏教哲学、歴史、古典チベット語(チョケ)、ゾンカ語、そして伝統的な仏画や彫刻・楽器などの技術を学びます。高度な仏教学院に進むと、さらに深い密教の教義を研究します。

  • 生活の維持
    生活の維持

    僧侶自身が寺院の清掃や日々の雑務も行い、集団生活の中で修業をしています。

僧侶社会的役割

僧侶はブータン社会において極めて高い敬意を払われており、文化や生活において重要な役割を果たしています。

精神的な支柱・行政を支える存在

精神的な支柱・行政を支える存在

ブータンの僧侶は、国民の精神的な支柱であるとともに、歴史的に国家運営にも深く関わってきました。

例えば大僧正(ジェ・ケンポ)はブータン仏教界の最高指導者であり、国王とほぼ同格の最高位に位置します。
国の精神的な決定と共にあります。またブータンでは憲法で政教分離が規定されているものの、政治の執行においては国王と諮問を重ねるなど、仏教の役割は非常に大きいのです。

そして僧侶が生活もするゾンは、歴史的に地方行政(県庁)と宗教(僧院)の二つの機能を兼ね備えた中心地として機能しています。

伝統文化・教育の担い手としての役割

伝統文化・教育の担い手としての役割

僧侶や僧院は、ブータンの独自の文化、芸術、知識を保存し、次世代に伝える中心的な役割を担っています。

僧侶は国内最大の宗教行事であるツェチュ祭において、神聖な仮面舞踊(チャム)を演じる主要な担い手です。
この舞踊は、難しい仏教の教えや経典の物語を一般の人々にも分かりやすい形で視覚的に伝えるための儀式です。

また、誕生、結婚、病気の治癒、葬儀など、国民の人生の重要な節目において、僧侶は儀式を執り行い、精神的な支えを提供します。

ブータンの僧侶は個人としての修行を通じて解脱を目指すだけでなく、
国家の精神的な幸福と国民の倫理観を支える公的な存在
として、
重要な役割を担っています。

活動について

- About our activities -

ブータン仏教子どもたち

ブータン社会は国王を中心とする「ブータン政府」と、お坊さんの集団である「中央僧院」で主に構成されます。

ブータンでは文化的な理由・経済的理由から、最年少では3歳の子どもが中央僧院に入り、僧侶になるための生活・修行を行います。

しかし、ブータンでも少子化が進行し、子どもの未来を考える親の不安から将来の僧侶不足が懸念されています。
中央僧院はより幼い子どもを預かるようになりましたが、同時に新たな課題を抱えているのが現状です。

抱えている課題とは

僧院の教育は、ブータンの文化と信仰を維持する上で不可欠ですが、現代社会においてはいくつかの課題があります。

  • 教育制度上の課題
    教育制度上課題

    8歳(小2〜3年生相当)以上になると、一般の学校に通う子どもたちは教科テストを受けることができます。
    子どもたちが僧院に入るときにその未来を考える視野・選択肢は、このタイミングでの教科学力というテーマと考えることができます。それは一般社会でのいわゆる“学力”も備え持ったお坊さんになることを意味しています。英語でブータン仏教を語る、そんな未来を描いています。

  • 生活環境の課題
    生活環境課題

    寺院の子どもたちの生活環境には、栄養面での課題があります。
    寺院は宗教的な理由から生産活動を行わず、運営は政府の支援と社会からの寄付で成り立っています。
    子どもたちは大人と同じような生活を送って居るので食生活も大人とほぼ同じで、成長期に必要なタンパク質が不足するなど栄養バランスや体を動かす運動・スポーツなどまで考慮できていないのが現状です。

  • 社会変化の課題
    社会変化課題

    かつては多子世帯が多く、そのうち一人が功徳のために、出家するのは一般的なことでした。
    しかし、子どもが1〜2人の家庭が増えた現代では、跡継ぎとして手元に残す傾向が強まり、僧侶を志す子ども自体が減っています。

課題解消に向けて

課題解消向けて

本プロジェクトは、このように中央僧院に所属する子どもたちの

「栄養・健康状態の改善」「学習機会の創出・拡充」

等を目的としています。

1栄養・健康サポート
・子どもたちの栄養状態の改善とスポーツなどを通した身体の発達を支援する。
2教育サポート
・先ずは子どもたちが社会に出る力も持てるよう、国際社会で通用する「教科教育」の僧院用カリキュラムを新たに構築し、瞑想や修行も学力も、子ども達の未来へ向けての取り組みを支援する。
3教員養成
・教育を担当する僧侶や外部の教科教員に対する、未来のお坊さんを目指した教員養成も重要な支援分野となる。

支援について

- About support -

クラウドファンディングによる支援

私たちの活動に賛同していただける方へ

支援資金を集めると同時に、ブータンやブータン仏教について広く知ってもらう入口として、クラウドファンディングを実施いたします。

支援してくださった方への返礼品として、子どもたちからのお礼メッセージや修行の一環で作成する彫刻、絵画、動画、僧院でのお祈りなどを予定しております。